地震でも倒れないようにする地震の備え基礎

阪神大震災以降は、ほとんどベタ基礎を採用しています。

住宅を安全に建てられるか?

基礎工事には、布基礎とベタ基礎の2種類があります。

布基礎について

布基礎とは、何本もある柱の下を連続した基礎梁でつないだようなもので、壁の長さ方向に連続した基礎です。以前は、木造住宅では、最も多く用いられている基礎です。

ベタ基礎について

物からの荷重が地盤の支持力の割に大きいような時は、フーチングの面積を大きくとる必要があります。このフーチングが大きくなると全部つないだ形、つまりべた基礎ということになります。このようなことから、べた基礎は軟弱な地盤や不同沈下などを防ぐための基礎として用いられています。

これらの基礎の寸法、配筋の決定は、その建設地域、上部荷重条件、深さは、地盤の硬さにより決まります。

鉄筋は、D13( 直径13mm の鉄筋)とD10の鉄筋を図のように組み合わせて200~250mmピッチに組みます。
(  )内の寸法は、参考。単位は、mm。

基礎強度の確保

コンクリートの強度

基礎に使用されるコンクリートは、JISに規定されたポルトランドセメントとし、JIS認定工場で製造された生コンクリート、設計強度は24N/ ㎡以上とする。

スランプは18cm とする。養生期間は、目安としてコンクリート打ち込み終了から平均気温が15°C 以上の場合は中3日、5°C以上の場合は中5日、5°C未満の場合は中8日間を型枠の存置期間としています。

鉄筋の種類

鉄筋はJIS の規格品とし、付着力をあげるために異形鉄筋(凸凹がある鉄筋)が一般的に使われます。

鉄筋のかぶり厚さ

鉄筋が腐食しないために、鉄筋にはコンクリートのかぶり厚さを十分に確保する必要があります。

基礎底版下は捨てコンクリートを除いて60mm以上、その他、土に接する部分は40mm 以上、土に接しない部分は30mm以上のかぶり厚さとなります。

鉄筋の重ね継ぎ手長さ

基礎の立ち上がり部と基礎底版部や角度が変わる部位には、一体性を持たせるために必ず相手の部位に鉄筋をのみ込ます(定着)必要があります。

ホールダウン金物

ホールダウン金物は、耐力壁による柱に必要な接合金物です。アンカーボルトでは耐えられない引張力を基礎に埋め込んで補強する金物です。

アンカーボルトの強度

アンカーボルトは、建物のズレや引き抜き(引張り力)を防ぐために設ける大変重要な金物です。

基礎への埋め込み長さは240mm以上とし、アンカーボルトの先端は、土台の上端よりナットの外にネジが3山以上出るように固定します。取付位置は、土台の切れ箇所や土台の継ぎ手・柱から200mm以内の位置に設置するのが望ましいです。

その他の接合金物

その他の接合金物は、同じ部材同士の継手や仕口および柱と梁、柱と土台など、各部材の接合部に必要です。

その中でも特に筋交いの接合部および耐力壁が設けられた軸組の柱に設ける接合金物は耐震性に影響する重要な役目を持っています。

地震の備えのために、基礎を非常に重要視しています。

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